masa-sorb - ミリ波吸収シート
-Challenge- ノイズ干渉による誤動作防止
近年自動車で採用が増えているミリ波レーダーでは、ノイズ干渉はターゲットの大きさを認識できる最大距離を減少させたり、ターゲットの距離や角度を検出する際の測定の精度レベルを低下させます。
また、他のレーダーのアンテナとの干渉により、複数のターゲットの種類を識別する能力の低下に繋がります。
-Solution- 広帯域対応の薄型ミリ波吸収シート
「Masa-sorb」はスパッタリング技術を活かして薄型の吸収体で、指定の周波数(20-100GHz程度)に調整可能な電波吸収体であり、広帯域にわたって高い吸収性を発揮します。
従来のゴム製の吸収体に比べて軽く、両面テープで簡単に貼り付けられます。
より滑らかなアンテナパターンを提供します。
-Technology- 技術情報
技術概要
広域帯
76~81GHz対応
20dB以上の減衰性能で広帯域に対応。S/Nの向上に寄与します
広角度吸収
斜入射への対応
入射角40°で15dB以上の吸収率を維持する。薄さ
0.8mm Thickness
デバイスの薄型化/小型化に対応可能高耐久性
150℃で動作
150℃環境下でも吸収性能を維持技術詳細
広帯域吸収
吸収性能【Free Space法】
周波数76~81GHzで20dBの吸収性能レーダー搭載の効果
アンテナパターン改善、検出精度UP広角度吸収
[試験条件】減衰性能.S11Free Space法
入射角40°でも15dB以上吸収性能を実現
入射角40°でも15dB以上吸収性能を実現
薄さ
0.8mm厚と薄く、
かつ20dBの吸収性能を達成
かつ20dBの吸収性能を達成
高耐久性
[テスト条件 ] 減衰性能.S11Free Space法
・ 150℃の高温下でも吸収性能を維持します。
・ 長期信頼性評価(125℃、-40℃、8585、HC) において、性能劣化がない。
・ 150℃の高温下でも吸収性能を維持します。
・ 長期信頼性評価(125℃、-40℃、8585、HC) において、性能劣化がない。