OPEN INNOVATION

Innovation for
the Earth
SEKISUI
Open
Innovation
積水化学 オープンイノベーション

最先端の技術に触れながら
イノベーションを加速

⼤阪府と京都府の府境に位置する「MINASE Innovation Center(MIC)」は、スタートアップ企業から⼤企業、研究機関など、社外パートナーと協⼒し、さまざまな社会課題の解決に向けたアイデアの共創を⽬的としています。それらを通じて、サステナブルな社会の実現に向け、未来につづく安心を創造していきます。

MICを運営する⾼機能プラスチックスカンパニーは、これまでにエレクトロニクス、モビリティ、インダストリアルの3つの分野を軸に、新技術や新製品を⽣み出してきました。MICでは実際にそれらのコア技術に触れながら、パートナーの皆さまと⼆⼈三脚で事業を創出していきます。これまで新規事業の創出を担ってきた、開発者、マーケター、イノベーターといった専⾨家たちが皆さまとともに、社会のニーズを⾒極めた最適なソリューションを提案いたします。

Team Up
Flow
パートナーとの協業フロー

01

パートナーとの相互理解を深める

新規事業やビジネスの共創で起点になるのは「⼈」です。まずは、お互いの組織や企業⽂化を知り合うために、目的に合わせた手法で意⾒交換を重ねていきます。MICにお越しいただいた際には、最先端の技術を⾒学できる展⽰エリアや、開放的で⾃由な空間も体験いただけます。

グローバルな技術が並ぶ
展示エリア
積水化学が国内外のパートナーと生み出してきた製品やプロトタイプを展示。材料・機能・加工といった技術に触れることで、セレンディピティを引き起こします。
コラボレーションを
推進させる施設
さまざまなシチュエーションに対応する会議室や、生まれたアイデアをその場で試作・検証できるラボを併設。ホールではピッチイベントやセミナーを定期開催しています。
パートナー紹介
イベント
「Creative☆Lab(C☆Lab)」というイベントを毎週実施。パートナーの会社紹介、コラボアイデア出しをはじめ、共創につながるような様々なワークショップを開催しています。
アイデアを前進させる
MICの創造的空間
1階から5階まで吹き抜けの構造で設計された、開放感のある空間は、社内外の方々とのコミュニケーションを促し、イノベーションを加速させます。
コンセプトカーが設置された展示ブース、会議室、実証実験ができるラボスタジオからなる「TECHNOLOGY GARAGE」。ここでは、パートナーとの意見交換からプロトタイピングまでの一連の流れをアジャイルに体験できます。
自然光が差し込むカフェや上品な雰囲気のラウンジを併設。仕事の合間のコーヒーブレイク、プロジェクトの打ち上げ、ミーティングやイベントのあとの気軽なコミュニケーションの場として活用できます。
アイデアを生み出す
「Creative☆Lab(C☆Lab)」
C☆Labでは、多様なパートナーを巻き込み、企画のネタ出しから高質化を目的としたイベントを開催。共創のもととなるアイデアを生み出す場として活動しています。
MICをバーチャルで体験
360°のバーチャル画像で、MICのカフェやホール、会議室などの施設をはじめ、さまざまな技術展示が見学できます。積水化学のイノベーションをぜひご体験ください。

Exchange
Ideas

02

お互いのビジョンを
共に理解し、
発想を拡げる

活かせる技術や経営資源の共有を通じて、お互いの理解をさらに深め、共鳴するポイントを確認していきます。共創にあたってどのようなイノベーションや社会課題の解決を描いているのか、ワークショップで潜在的なアイデアやマインドを可視化し、ビジネスの可能性を最大限に拡げます。

  • 相互訪問でビジョンを共有
  • ワークショップでお互いの共鳴ポイントを発散
  • 双方が持ち寄る経営資源を整理

To converge

03

共に拡げた
アイデアを収束する

前工程で発散したアイデアを精査して絞り込むプロセス。市場や顧客への提供価値をリサーチし、プロトタイピングによる技術的視点を加えたシナリオ分析を行ないます。こうしたアイデア発散から収束のプロセスを繰り返すことでビジネスモデルの精度を高めます。

  • C☆Labで優れたアイデアを絞り込み
  • プロトタイピングによる技術シナリオの検証
  • 各種市場分析による市場シナリオの把握

Team up 協業開始

Representative
case
積水化学の代表的なオープンイノベーションの紹介

材工コスト削減を実現する
重防食機能を持つシート
大日本塗料の防食技術と積水化学の粘着技術を組み合わせ、足場解体時クランプ跡補修の新たな工法となる「重防食テープ」を開発。これは「貼る重防食塗料」ともいえる製品で、通常施工に5日かかるRc-I塗装系相当の耐久性が期待できます。さらに素地調整、貼り付け、上塗塗装の工程を最短1日で完了できるため、人件費を大幅に減らすことができ、材工コストの低減が期待できます。
5G通信向け透明フレキシブル
電波反射フィルム
Meta Materials Inc.(カナダ)、DOCOMO Innovations, Inc.(アメリカ)と協業し、5G通信に対応した電波反射フィルムを開発。5Gから6Gまでの周波数帯域をカバーする、高い透明性・電波拡散性を持ったフィルムになります。5Gのような高周波数帯は、電波の直進性が高く、建造物などの遮蔽により電波が遮断され、通信品質が低下するという課題があります。このフィルムを壁や天井に貼ると、電波を反射させ、通信品質の低下を低コストで防ぐことができます。
ごみをエタノールに変換する
世界初の生産技術
微生物触媒を保有するLanzaTech Inc.(アメリカ)と協力し、ごみをエタノールに変換する生産技術を開発しました。ごみ処理施設に収集されるごみは、種類が多岐に渡り且つ混合されていることから素材が不均質になり、工業原料としての利用は困難でした。こうした課題を解決するために生まれた技術で、化石資源に替わる資源として使いこなす事で資源循環社会の創生を目指します。オリックス資源循環株式会社の協力によるパイロットプラントでの開発を経て、現在は、久慈市の協力の下、実証プラントの運転を行っています。

Center
Information
MINASE Innovation Center インフォメーション

地図
ADDRESS
〒618-0021
大阪府三島郡島本町百山2-1
ACCESS
JR京都線島本駅から徒歩8分
阪急電鉄京都本線水無瀬駅から徒歩14分