課題・ニーズから探す

  • 安全性を高めたい
  • 環境を良くしたい
  • デザイン/快適

Sekisui Mobility Solution
- 安全(ADAS)-

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、ADASデバイスの信頼性向上に貢献する素材を提供します。

Challenge

ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems,先進運転支援システム)の進化に伴い、ドライバーの安全・快適を実現するための機能を担う電子部品の搭載が増え続けており、様々な課題が新たに出て来ています。
例えば、電子部品の高機能化・小型化に伴い発生する熱による安全性やパフォーマンス低下を防止するための熱対策、電磁ノイズの干渉による誤作動の防止が必要であり、デバイスを構成する素材にも放熱性や電磁波シールド性のニーズが高まっています。なかでも、車内外の状況を検知するカメラやレーダー等のセンサー部品やその情報を処理し判断するECU(Electronic Control Unit)は、事故防止に繋がるデバイスとして、その性能や安全性・信頼性の向上がより強く求められています。また、部品点数の増加に伴う重量増は、自動車の電動化が進む中では航続距離への影響が課題となるため、軽量性も併せ持つことも重要な要素となっています。

Solution

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、ADASデバイスの信頼性向上に貢献する素材を提供します。 車載カメラやミリ波レーダーの筐体、CPUやGPUなどの高発熱部位の冷却を可能とする放熱材料では、グリースやシートタイプの製品をラインナップしており、柔軟性や絶縁性、シロキサンフリーを兼ね備えた素材提案が可能です。また、放熱性と電磁波シールド性を併せ持つ射出成型品やスパッタリング技術を活かした薄型のノイズ吸収素材では、従来の金属部品やゴム素材の代替で部品や素材の軽量化技術も保有しています。その他、機能性微粒子技術で薄型化するプリント基板(PCB)のギャップ制御、接合技術による封止機能で、ADASデバイスの信頼性向上に貢献していきます。

Product list

安全性を高めたいに該当する28点の製品を掲載しています。

Sekisui Mobility Solution
- 環境 -

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、バッテリーの安全性・性能向上に貢献する素材を提供します。

Challenge

EV(電気自動車)のバッテリーの寿命や安全性、パフォーマンスの安定性を保つためには、バッテリーの温度管理が重要であると言われています。
例えば、低温下ではバッテリーセルの内部抵抗が上昇し、性能と寿命に影響し、十分な充電が出来なくなる可能性があります。高温下では、出力密度に影響が出て加速性能の低下や熱暴走を起こし、バッテリーの損傷や発火を引き起こす原因となります。また、EVの航続距離の向上のため、LiBの大容量化が進んでおり、軽量化と安全性の両立が求められています。さらに、地球温暖化やエネルギー問題などの背景も相まって、自動車部品を構成する素材においても環境配慮型素材のニーズがまずます高まっています。

Solution

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、バッテリーの安全性・性能向上に貢献する素材を提供します。
例えば、欧州のEVバッテリー用途で信頼性を評価されている放熱材料については、グリースやシートタイプの製品をラインナップしており、柔軟性や密着性、低揮発、低比重などの特徴をもった素材提案が可能です。また、断熱・保温効果に優れ、難燃性を持ち合わせた緩衝材、発火時に熱膨張して断熱層を形成することで延焼を防止する耐火材、難燃・遮炎・断熱性を兼ね備える熱可塑性樹脂シート(開発中)でバッテリーパックの安全性に寄与する技術も保有しています。また、CO2排出量の削減に貢献する、植物由来やリサイクル原料を適用した環境配慮型製品の開発を進めています。

Product list

環境を良くしたいに該当する17点の製品を掲載しています。

Sekisui Mobility Solution
- デザイン/快適 -

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、これからの自動車のデザイン・快適性に貢献する素材を提供します。

Challenge

自動運転が進化していくと、車は「輸送手段」ではなく、「移動するリビング空間」になると言われています。
一方で、自動運転の実現には、ADAS(先進運転支援システム)やHMI(Human Machine Interface)など、多数のシステムを搭載する必要があり、緊急時には情報を即座にドライバーに伝え、安全且つスムーズな操作を促す必要があります。そのため、リビング空間のような快適性と安全性の両立を実現するために、従来の内装とHMIのシームレスなデザイン・設計が求められます。また、地球温暖化への対策としてCO2削減が世界共通の課題となる中、EV(電気自動車)へのシフトが急速に進んでいます。航続距離を向上させるための軽量化を追求しながらも、触感など視覚以外の感覚でも高級感や快適さを演出できる素材のニーズが高まります。

Solution

積水化学グループは、これまで培ってきた接合・放熱・成型技術を中心に、これからの自動車のデザイン・快適性に貢献する素材を提供します。
例えば、合わせガラス用中間膜は、従来の基本性能であるガラス飛散防止機能にとどまらず、様々なカラーデザインを付与することが可能になりました。また、遮音や遮熱といった異なるソリューションとの組み合わせや、ヘッドアップディスプレイ(HUD)用くさび膜で、車内空間の快適性や安全性に貢献しています。静電容量方式タッチセンサーは多彩な入力方法に対応でき、意匠性付与や3D賦形も可能です。従来の内装クッション材の付加価値を向上させる「光表示を損なわず、心地よい触感を付与するフォーム」を開発しており、これらの技術の組み合わせにより、新しいディスプレイデザインの提案も可能です。その他、スパッタリング技術や射出成型技術を活用したデザイン性向上や軽量化、高耐熱性や低臭・低VOCの付与などによる接合材の高機能化で次世代HMIデバイスの信頼性向上や車内空間の快適性向上への提案を進めていきます。

Product list

デザイン/快適に該当する40点の製品を掲載しています。