HPPC TECHs記事
日本の建設産業の現状
2019 年の建設業就業者は 499 万人(男性 415 万人、女性 84 万人)であり、ピークであった1997 年より 27.2%も減少しています。
また、年齢別では 55 歳以上が 35.3%、29 歳以下が 11.6%と、全産業(それぞれ 30.5%、16.6%)と比較しても顕著に高齢化が進行しています。人口減少により生産年齢人口が減少する中、建設業の人手不足は大きな課題となっています。
産業分野 | 欠員率(%) | 離職率(%) |
建設業 | 3.7 | 4.8 |
医療・福祉 | 1.8 | 8.8 |
宿泊業・飲食サービス業 | 2.9 | 15.3 |
卸売業・小売業 | 2 | 7.7 |
サービス業 | 1.9 | 11 |
※産業別欠員率・離職状況(20年上半期)厚労省
積水化学グループの取り組み
積水化学グループは建設産業に大きく関わっており、住宅カンパニー=セキスイハイムは、戸建・賃貸をはじめリードタウンを提供しており、環境・ライフラインカンパニーでは地下インフラの提供、高機能プラスチックスカンパニーは耐火材、断熱材等の提供と建設産業とは深い関わりがあります。そこで、高機能プラスチックスカンパニーの住インフラ材分野は上記の社会課題に対応する為に「省力化製品※」の拡販・新製品開発に力を入れていきます。
※「省力化製品」とは、従来の工期や工程の短縮ができる製品や、誰でも簡単に施工できる簡易施工製品を指します。
省力化製品
「省力化製品」のラインナップ一例
今後より詳しい情報をこちらで公開していきますので、楽しみにお待ちください。
HPPC TECHs記事
1961年に建設した積水化学 高機能プラスチックスカンパニーの主要開発拠点である開発研究所(所在地:大阪府三島郡)内に、規模拡大とイノベーションのさらなる加速を狙い、水無瀬イノベーションセンター(通称:MIC)を併設しました。
2021-10-05